エリオット波動とは
エリオット波動とは、米国の経済学者であるエリオット氏が確立した分析理論です。
相場にはパターンがあり一定のサイクルを繰り返しながら動いていくというエリオット氏の理論によって確立されました。
方向性を予測するために利用する分析方法の一つです。
エリオット波動の基本形には推進派5波、修正波3波です。
今回は推進波の1~3波の解説を行います。
見つける方法
基本的にはトレンドの反転をするところから始まります。
フィボナッチリトレースメントを利用して各波を見つけていきます。
また、エリオット波動はそれぞれの時間足に存在します。
例)現在4時間足に上昇のエリオット波動に5波を発見。
この時30分足で見ると30分足にも上昇のエリオット波動があります。
30分足では5波にあたる場合があります。
上記のように時間足ごとにエリオット波動が存在します。
イメージはマトリョーシカです
まずはチャートを開いてエリオット波動を見つけていきましょう!
それぞれの波に特徴がある
エリオット波動には波ごとに特徴があります。
この特徴を掴むことでエントリーポイントを見つけられます。
トレードをするべき波や静観するべき波、
その理由について説明していきます!
*今回は第1波~3波まで紹介。
第1波
特徴
第1波の向きがエリオット波動の向きとなります。
1波は完成するまでは特定ができません。
基本的にはトレンドの反転が始点となります。
第2波
特徴
トレンドとは逆の動きをします。
2波は1波の安値を下回ることはありません。
2波は縦に動くか横に動くかで
フィボナッチの反転数値が異なります。
基本的には画像のようにフィボナッチの0.618で反転をして3波へと突入していきます。
2波の途中でエントリーポイントとなる大体の部分に目星をつけておきましょう。
第3波
特徴
3波はエリオット波動の中で最も長くなります。
そのため基本的には3波をFXなどでは狙っていきます。
第3波は基本的に第1波の1.618まで伸びていきます。
もちろんそれ以上に伸びていくこともありますが、それは誤差として基本的には1.618で3波は終了すると考えましょう。
次回は4波、5波について解説します!
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